俳優の濱田龍臣が、話題のドラマ『豊臣兄弟』に出演することが
明らかになった。子役時代から培ってきた確かな演技力と存在感
で知られる濱田が、本作では新たな挑戦となる歴史ドラマに臨みます。
重厚な人間関係と葛藤が描かれる物語の中で、どのように自身の
色を加えていくのか注目が集まっている。
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名前 | 濱田龍臣(はまだ・たつおみ) |
生年月日 | 2000年8月27日(25歳) |
出身地 | 千葉県市川市 |
身長 | 178㎝ |
血液型 | A型 |
職業 | 俳優 |
ジャンル | テレビドラマ、映画、CM, |
所属 | テイクオフ |
活動期間 | 2006年- |
趣味 | バトミントン、三国志を読む事 |
“あの頃の龍馬少年”が見せる、大人の顔
2010年、大河ドラマ『龍馬伝』で坂本龍馬の少年期を演じ、鮮烈な印象を残した濱田龍臣。
当時まだ10歳ながら、そのまっすぐな瞳と感情豊かな演技で多くの視聴者を魅了しました。
あれから10年以上。
彼は多くの作品を経て、少年から青年へ、俳優として確かな道を歩んできました。
「子どもの頃は“楽しいから演じていた”という気持ちが大きかった。でも今は、“人を動かす演技をしたい”と思うようになりました。」
穏やかに、しかし確かな言葉でそう語る彼の横顔には、責任感と覚悟が滲む。
『豊臣兄弟』で描く「信念と迷い」
『豊臣兄弟』で濱田が演じるのは、家族への想いと己の信義の狭間で揺れる若武将。
その若武将の名前は斎藤道三の孫にあたる斎藤龍興なのです。
歴史上の人物でありながら、心の奥には現代にも通じる人間的な葛藤があるという。
「誰もが“正しいこと”を信じて行動しているけれど、それが他人から見たら“間違い”かもしれない。そういう複雑な心の動きを丁寧に描きたいです。」
台本を何度も読み返し、人物の呼吸や沈黙の意味まで考え抜く——それが濱田龍臣の演技スタイルだ。
現場で光る“静かな集中力”
『豊臣兄弟』の撮影現場では、彼の姿勢に共演者やスタッフから称賛の声が上がっている。
「撮影直前まで台本を離さず、カメラが回った瞬間に空気が変わる。静かに集中するタイプですが、演じた瞬間、周囲の空気が引き締まるんです。」(制作スタッフ談)
派手なアピールはしない。だが、その場に“本物の人物”として存在する力がある。
「現場で意識しているのは、相手の呼吸を感じること。感情は自分の中だけでつくるものではないので。」
成長し続ける俳優として
近年の濱田は、ヒーロー作品からシリアスなドラマ、舞台まで幅広く活躍。
一つひとつの役を丁寧に重ねる中で、「役が自分を育ててくれている」と語る。
「若い頃は“うまく見せよう”という意識が強かった。でも今は、自然に生きることの方が難しいし、面白いと思うようになりました。」
彼の言葉には、年齢を超えた落ち着きがある。
経験を重ねた俳優だけが持つ“余白”が、画面の中で確かな存在感を生み出している。
“豊臣兄弟”を通して見せる次の一歩
『豊臣兄弟』は、戦国時代の権力争いとともに、「家族」という普遍的なテーマを
描くドラマです。
その中で、濱田がどのように人物の“人間味”を表現するのか——多くの視聴者が
注目しています。
「どんな時代でも、人は誰かを思って生きている。その気持ちを大切に演じたいです。」
その言葉の通り、濱田龍臣の目指す演技は、時代を超えて“心”を届けるものだ。
まとめ
かつて無邪気な少年としてスクリーンに立った彼は、いま確かな意志を持つ
俳優へと進化しました。
『豊臣兄弟』で見せるのは、華やかさではなく“人としての真実”。
静かに燃える情熱を胸に、濱田龍臣はまたひとつ、俳優としての階段を上っていく。