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ニュース速報、特集報道、地域の暮らしの声――そこに、
淡々と、しかし確かな温かみをもって語りかける声があ
ります。NHKアナウンサーの廣瀬雄大さんは、地方局での
豊かな取材経験を経て、現在全国放送のステージに立ちは
だかっています。彼の“届けたい言葉”とは何か.取材、出演
回・発言を通して、語り手としてのその歩みと信条に迫り
ます。

 

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出身学歴からNHK入局まで

廣瀬雄大さんは山梨県南アルプス市出身。

山梨県立甲府第一高等学校を卒業後、慶應義塾大学文学部に進学しました。

2009年にNHKに入局しています。

学生時代から言葉や伝える力に興味を持っており、報道・放送の道へと進みました。

アナウンサーを志したきっかけ

廣瀬雄大さんが放送の世界を目指したのは、「正確な情報をわかりやすく伝えることで、

人の役に立ちたい」という思いから。学生時代から言葉に興味を持ち、話すこと・

伝えることの力を磨いてきました。

 

地方局でのキャリア:初任地から北九州・福岡へ

入局後の初任地は、NHK高松放送局(香川県)(2009年度~2013年7月)でした。

NHK甲府放送局(山梨県)(2013年8月~2017年7月)

NHK北九州放送局(福岡県北九州市)(2017年8月~2021年6月)

NHK福岡放送局(福岡県)(2021年7月~2024年度)

東京アナウンス室(2025年度~)

地方局での経験は、「地域に根ざして、きめ細かく伝える」という彼の語りに厚みを与えています。

 

担当番組・テーマとその特徴

  • 『NHKニュース おはよう日本』(平日5時台キャスター、6時台〜7時台ニュースリーダー/
    2025年4月〜)

  • 『ハートネットTV』(2025年3月31日〜)

  • 『ニュース・気象情報(午前9時)』(2025年4月〜)

  • 過去には、北九州放送局時代に『ニュースブリッジ北九州』の

  • 「きたきゅー防災チェック」コーナーなどで、災害・防災関連の取材・解説を担当。

特徴として、地域ニュースや防災に関わるテーマを丁寧に伝える姿が挙げられます。

防災士の資格も活かし、「もしもの時に備える」情報を視聴者へ届ける役割も果たしています。

 伝えることへのこだわりと人物像

「視聴者に届く言葉」を何より大切にしており、単に“読む”ではなく“届ける”という姿勢を

姿勢を貫いています。

地方での取材経験、災害発生時の現地対応、地域の声を拾う取材から、言葉に説得力を

もたせています。

趣味・特技としては読書・音楽・アニメ・時代劇の鑑賞、クラシックギター演奏など多彩。

「モットーは『一期一会』」とし、日々出会いを大切にしているとのこと。

廣瀬アナウンサーは、放送で何よりも大切にしているのが「視聴者に届く言葉」。

正確さはもちろん、聞く人が安心できるトーンや間合いを常に意識しているといいます。

ニュースを「読む」のではなく、「届ける」姿勢が彼の信条です。

 

これからの展望

全国放送のニュースや番組での露出が増えている中、地域に根付いた報道経験を

活かして「全国の視聴者にも寄り添う語り手」であり続けたいという思いがあります。

災害・防災、地域振興、社会課題など、多様なテーマでより深く掘り下げ、信頼される

存在としての活躍が期待されます。

日々変化する社会の中で、廣瀬さんは「一人でも多くの人に寄り添えるアナウンサーで

ありたい」と語ります。情報を伝えるだけでなく、視聴者の心に残る言葉を紡ぎ続ける

その挑戦はこれからも続きます。

まとめ

廣瀬雄大アナウンサーのキャリアは、「地方局での経験」→「地域ニュース・防災取材」→

「全国向けニュース番組」という流れで、確実に言葉を磨いてきた歩みです。

出身地・学歴・地方局への配属といった背景を知ることで、彼の“丁寧に伝える”という

姿勢の根底にあるものがより伝わってきます。今後も、視聴者の「知りたい」を見据え、

言葉と声で安心と理解を届けるアナウンサーとして、さらなる活躍が楽しみです。

廣瀬雄大アナウンサーの語りには、誠実さと優しさがにじみます。

ニュースの一言一言に込められた思いやりが、多くの人に安心と信頼を与えています。

これからも「言葉の力」で社会と人をつなぐ存在として、さらなる活躍が期待されます。