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その名前を、最初にどう読むか迷った人も多いはずです。
「高橋慶帆(けいはん)」――。
バレーボール界に現れた新星は、名前だけでなく、その
存在感まで人々の心に残す。

 

高橋慶帆のプロフィール

名前 高橋慶帆(たかはし・けいはん)
生年月日 2003年10月13日(21歳)
出身地 千葉県旭市
身長 194㎝
体重 83㎏
血液型 O型
高校 私立習志野高校卒業
法政大学経済学部
家族 両親、兄、4人家族
背番号 24

 

名前から伝わる“異国の香り”

「高橋けいはん」

「高橋けいはん」と初めて聞いたとき、思わず二度見してしまった。
漢字では「慶帆」。この一見読みにくい名前の主こそ、今バレーボール界で
急成長中の逸材・高橋慶帆選手です。
名前から感じられるエキゾチックな雰囲気には、理由があります。

その一風変わった読み方と、異国の風を感じる雰囲気。
男子バレーボール日本代表の次世代エース候補・高橋慶帆(たかはし・けいはん)選手は、
今まさにその名前と実力で注目を集めています。

「けいはん」という響きに、どこか異国の風を感じる人も少なくないだろう。
実際、高橋慶帆選手はイラン人の父日本人の母を持つハーフです。
だが、そう聞いて想像するような“特別な家庭”ではなく、ごく自然体の暮らしの
中で育ったという。

「家庭ではほとんど日本語。父も日常会話では日本語を使いますし、特別な
『ハーフらしさ』は感じてなかったですね。
見た目はちょっと目立つけど、普通の子どもでした」と本人は振り返る。

それでも、家の中には確かにイランの文化が息づいていた
たとえば、父が作るイラン料理。「ケバブとか、スパイスの効いた料理が好きでした」と笑う。

 

バレーに出会うまで、夢中だったのはサッカー

実は高橋選手、もともとはサッカー少年でした
小学校時代は毎日のようにボールを蹴り、プロを目指していたという。
だが中学に入ると、急激に身長が伸び始める。
そこで周囲の勧めもあり、バレーボールの道を考え始めました。

「最初は軽い気持ちでした。でもやってみたらすごく面白くて。
高く飛べる自分の身体に可能性を感じたんです」と当時を振り返る。

高校は名門・成徳深谷高校に進学し、本格的に競技に打ち込むようになる。

家族の後押しが、彼のジャンプを支えた

進学に際して地元・千葉を離れることを決断した背景には、
母の「やってみなよ」という一言があったという
そんな質問に、慶帆選手は少し笑ってこう答える。

父も『いい経験になる』って。
あのときの言葉がなかったら、たぶん今の自分は
いないと思います」

進学後はみるみるうちに才能を開花させ、全国の舞台に。

異国ルーツを持つ父と、しっかり支える母――家族の理解と応援が、
彼のジャンプの原動力
だった。

“多文化”という強みを武器に

高校時代に頭角を現し、ジュニア代表を経て、2024年には早くも日本代表メンバーに選出
石川祐希髙橋藍らとともに、新世代の中核として注目されている。

「よく“ハーフだから注目されてる”と言われるけど、僕は自分の力で認めてもらえるようになりたいと思っています」

彼の言葉には、誤解や偏見と向き合ってきた静かな強さが宿っている。

名前に込められた願い、“希望の帆”を掲げて

「慶帆」という名前には、“慶び(よろこび)”と“帆”という字が含まれている
風を受けて海を進む帆船のように、どんな環境でも前に進んでいけるように――。
そんな願いを込めて、両親がつけてくれたという。

「僕の名前、けっこう気に入ってます。ちょっと読みにくいけど(笑)、
自分らしさがあるなって」

異文化の間に立つからこそ見える景色、だからこそ築ける道がある。
高橋慶帆――この名が、これから世界の舞台で何度もアナウンスされる日が
楽しみでならない。

“異質な存在”がチームに与える刺激

高橋選手のジャンプ力、しなやかで力強いスパイクは、日本代表の中でも際立つ。
石川祐希や髙橋藍らが活躍するチームにあって、**「新たな風を吹かせられる存在」**として期待されている。
多文化的な背景や、視野の広さは、まさにこれからの代表にふさわしい武器だ。

“慶帆”という名に込められた願い

「慶帆」という名前には、「お祝い」「希望」などの意味が込められている。
ご両親が、文化の違いを超えて息子に託した願いが、
いまネットの上で躍動している。
その名のとおり、“風を受けて進む帆”として、高橋慶帆選手はこれからも
世界へ羽ばたいていくでしょう。

まとめ

異国ルーツを持つ父と、しっかり支える母。

家族の理解と応援が、彼のジャンプの原動力だった。

4歳年上のお兄様はお名前をアルタさんと仰います。

会社員のようですね。

兄弟仲が良く、お二人揃ってイケメンです。

高橋慶帆選手のご活躍を応援しています。