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バレーボール男子日本代表の試合で、スパイクやブロックと
いった派手なプレーに目を奪われがちな中、静かに、しかし
確実にチームを支える存在がいる――それが小川智大(おがわ・ともひろ)選手です。
目立たないからこそミスが許されないリベロというポジション。
その重責を背負いながらも、彼はひたむきにボールを拾い続け、
チームのピンチを何度も救ってきました。

小川智大選手プロフイール

名前 小川智大(おがわ・ともひろ)
生年月日 1996年7月4日(29歳)
出身地 神奈川県横浜市
学歴 横浜市立万騎が原中学校→川崎市立橘高等学校→明治大学卒
身長 176㎝
体重 66㎏
血液型 O型
ポジション L(リベロ)
スパイク 305㎝
所属 サントリーサンバーズ大阪

大学時代に頭角を現し、Vリーグの名門・パナソニックパンサーズに入団しました。

そこでも持ち前の安定した守備力で信頼を集め、やがて日本代表にも名を連ねるようになりました。

目立たないけれど欠かせない、小川選手の守備力

小川選手の最大の魅力は、その圧倒的な安定感と判断力にあります。

スパイクに対する反応速度、ポジショニングの正確さ、そしてレシーブの精度。

どれを取っても、リベロとして非常に高いレベルを誇ります。

特に、相手のサーブやスパイクの軌道を読んで動く“読み”の鋭さは、まさに職人技。

大きなリアクションを見せるタイプではないものの、その冷静さと仕事ぶりに、ファンからも

「安心して見ていられる」という声が多く聞かれます。

試合中は、プレーだけでなく声出しや鼓舞などでもチームを支える姿勢が印象的で、

精神的な柱としての役割も担っています。

🇯🇵代表での役割と期待

日本代表において、小川選手は控えリベロやローテーションでの起用が多いものの、

いざ出場すると常に安定したパフォーマンスを発揮し、チームの守備を引き締めてくれます。

特に、主力選手の調子が不安定なときや、相手の勢いが強まったタイミングで、小川選手が

コートに入ることで流れが変わる――そんな場面も少なくありません。

今後は、試合の流れを読む力や、リーダーシップがさらに評価され、もっと出場機会が

増えることが期待されています。

小川選手へのエールを込めて

派手ではなくとも、確実に、着実に。小川智大選手のプレーは、

**“縁の下の力持ち”**という言葉がこれほど似合う選手もいないと思わせてくれます。

どんなに注目を浴びていなくても、必要とされる人は確かに存在する。

そんなことを彼の姿から教えられている気がします。

これからも、小川選手がコートに立つ姿を見るたびに、「今日も安心して試合を観られる」と

感じるファンは増えていくはずです。

日本代表の守備の柱として、そしてパンサーズの誇りとして、小川選手の活躍を心から応援しています!

所属

  • 川崎市立橘高等学校(2012-2015年)
  • 明治大学(2015-2019年)
  • ウルフドッグス名古屋(2019-2024年)
  • ジェイテクトSTINGS愛知(2024-2025年)
  • サントリーサンバーズ大阪(2025年-)

 

受賞歴

  • 2019年 – 第30回ユニバーシアード競技大会 ベストディガー
  • 2021年 – 2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 MEN サーブレシーブ賞、ベストリベロ賞、Vリーグ日本記録賞(サーブレシーブ部門)
  • 2022年 – 2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN サーブレシーブ賞、ベストリベロ賞
  • 2023年 – 2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN ベストリベロ賞
  • 2024年 – 2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 MEN サーブレシーブ賞、レシーブ賞

 

まとめ

チームを支えるコミュニケーション力、声出しが素晴らしい選手です。

パリ五輪でメンバー落選の時は、本当に悔しかったと思います。

その悔しさをものともせずに頑張った小川智大選手に拍手を送ります。

いよいよ、ネーションシリーズ千葉大会。

頑張って下さい。