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スーパーボランティア尾畠春夫さん大雨に見舞われた佐賀県武雄市に駆けつけ泥の吐き出しなどを行っています。

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大雨に見舞われた佐賀県武雄市には、昨年山口県で行方不明の男児を発見し

「スーパーボランティア」と注目を集めた尾畠春夫さん(79)も駆けつけた。

29日午前は家具の片付けや泥の吐き出しなどのボランティア活動に取り組んだ。

尾畠さんは28日夕、九州北部が豪雨に見舞われていることをニュースで知り

「なんとかせにゃならん」と大分県日出町の自宅から車で駆けつけた

6日分の食料と水を持ってきており、しばらくは武雄市内でボランティア活動をするという。

尾畠さんは「こういう(被災した)所では、みんなが下を向いちゃうから明るくいかないとね」

と話した。

(松岡大将)

引用 朝日新聞

 

尾畠春夫さんがスーパーボランティアと呼ばれる所以を調べてみました。

018年8月の行方不明になった当時2歳の男の子を発見し救助しています。

警察や地元の多くの人々は懸命に行方を捜し続けましたが、ようとして

姿を見つけられませんでした。

尾畠さんは山を登って捜索しています。

子供は上の方に歩く習性を知っていたからです。

2年前の行方不明の女児の捜索にも立ち会っていたのです。

下るということはないと思っていた。

不思議なもんで、子どもっていうのは、

上に上がるのが好きみたい」と話し、

今朝は家族から行方不明になった場所を聞いて、

「絶対この上にいるなと確信した」という。

本当にドンピシャリで子供を発見することが出来ましたね

国民のみんなは一様にホッと胸をなで下ろし、

次の瞬間喜びにわき上がったのを今でも覚えています。

子供を胸にしっかりと抱いて山を下りる尾畠さんに

警察は「渡せ」と言い尾畠さんは『嫌です』と断った」

「私が抱きしめて直にお渡しします」と約束していたのです。

警察が後ろから尾畠さんの肩をつかんでいるツイッターの画像を見て

何となく違和感を覚えてましたが、そう言うやり取りがあったの

ですね。

女児が行方不明になった時も尾畠さんはボランティアに参加していて

他の人によって発見され胸を撫でおろした事があり、その時母親は

女児と言葉を交わすこと出来ない状態だったそうです。

女児にしても母親の胸に抱かれたらどんなにか安心したと思います。

それを引き離すなんてあまりにも酷いことですね。

 

尾畠さんは過去のそう言う事情をよく理解して、

私が抱きしめて直にお渡しします。と言いきり行動したのです。

本当に頭が下がる思いがし、胸が一杯になりますね。

 

小畠春夫さん のプロフィールに迫ってみたいと思います。

尾畠 春夫 :(おばたはるお)
生年月日 : 1939年10月12日(79歳)
出身地  :大分県国東市安岐町[1]
職業    :ボランティア活動家
家族   :妻、息子、娘、孫娘1人、孫息子4人

 

お母さんは尾畠さんが小学校5年生時の41歳という若さで他界されてます。

生活は苦しく「大飯喰らいだから」という理由で近所の農家に小学5年生で

奉公に出されてしまいます。

ですから、中学校へは4ヵ月しか通えなかったそうです。

お姉さまの助言で魚屋さんになる決心をした尾畠さんは

別府の鮮魚店で3年間修業のした後

別府の鮮魚店でも3年間修業をしました。

その後下関市の鮮魚店で3年フグの勉強をし

神戸市の鮮魚店で関西流の魚のさばき方やコミュニケーション術を学びました。

しかし、開店資金は全然足りないことから

尾畠さんの取った次なる行動はお金を稼ぐ為、鳶・土木会社で働くことでした。

この時の鳶と土木工事の経験が、後のボランティア活動に役立っているのです。

 

1968年 4月結婚11月に鮮魚店を開業。お店の名前は「魚春」と決めました。

しかしながら、65歳の時、地元の人達に惜しまれつつ「魚春」を閉店しています。

尾畠さんの歯切れのよい声と話しっぷりはここで培われたのではないでしょうか

聞いてる私たちも元気をもらえますもの。

 

尾畠春夫さんのボランティア活動などの経歴です。

1989年…由布岳の登山道の整備

2004年… 新潟県中越地震のボランティアに参加

2011年3月…東日本大震災のボランティアとして宮城県本吉郡南三陸町に行き
がれきの中に埋もれた思い出の写真などを拾い集め
「思い出探し隊」の隊長として活動

2014年…由布岳の登山道の清掃活動に対し環境省から地域環境美化功績者表彰を受賞

2016年…熊本自信のボランティアに参加
12月…大分県佐伯市で行方不明から約21時間後に発見された当時2歳の女児の捜索に参加

2018年…
7月 – 西日本豪雨のボランティアに参加。広島県呉市天応で3週間活動
8月15日…山口県大島郡周防大島町家房で行方不明だった2歳の男の子をおよそ30分で救出
8月18日…広島県呉市でのボランティア活動に再び参加
9月3日…「大分県日出町功労者表彰」受賞
9月4日… 別府市より感謝状受賞
10月10日…8月に豪雨被害のあった広島県の牡蠣のPRイベントに出演
11月3日 …「大分県日出町功労者表彰」受賞
11月7日…「新語・流行語大賞」尾畠さんの代名詞ともいえる「スーパーボランティア」が
ノミネートされる
12月3日…「スーパーボランティア」が「2018 ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンに
選出されたが、受賞は辞退しています。

2019年…1月18日に東京都内の小学校での講演後、自宅の大分県日出町までの1100㎞以上の
道のりを「世界のこどもたちの幸福をねがう旅」として徒歩の旅に出ました。
2月23日 …見物人やマスコミによる道路の混雑を理由に浜松市で旅を断念しています。

 

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まとめ

スーパーボランティア尾畠さんは今回も真っ先に佐賀県武雄市に到着し

家財や泥の吐きだしに頑張っておられます。

ちなみに、小畠さんはボランティア仲間から師匠と呼ばれています

困ってる人を見過ごしには出来ない人なんですね。自然災害に対し

人間は到底、たちうち出来るものではありません。

災害に遭った多くの方達の一日も早く元の生活に戻れるように願っています。

尾畠さんは79歳ながらそのボランティア精神には、いつもながら

尊敬しております。どうぞお体には充分お気よ付けて下さいね。