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金足農(秋田)会心逆転サヨウナラで準決勝に進出!

 

公立校の4校強入りは何と第91回大会の県岐阜商以来、9年ぶりの快挙です。

1984年夏の甲子園準決勝の相手は強豪PL学園でした。

あの桑田真澄、清原和博のいわゆる「KKコンビ」に一歩も引けを取らず、

追い詰めながらも敗戦しましたが、「雑草軍団」と異名を取ったのは

記憶に新しいところです。

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金足農チームの要はエース・吉田輝星君ですね。

自己最速150キロを記録し、三振の山を築く頼もしいエースです。

しかし、股関節が痛いと言っていたのが気がかりです。

持病ではなく、連投の連続で痛くなったのでしょうか?

先発を辞退する事も考えていたらしいが、マッサージで回復できたのは

何よりです。

若さですね!

 

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2ランスクイズって何?

通常のスクイズであれば、3塁ランナーがホームイン、2塁ランナーは3塁でストップです。

ツーランスクイズは2塁ランナーが3塁で止まることなく

バントを処理した野手が1塁送球して

いる間に一気に本塁突入する戦術です。

相手守備陣が前進守備を敷いた時がチャンスです。

前進守備を敷くとショート、セカンドは前に出るため2塁ランナーはリードを大きく

本塁までの距離が近くなり、2ランスクイズをやりやすくなります。

金足農の伝統であり一番の武器がバント。

今回はこのバントが勝利をもたらしたと言える。

粘りが「雑草軍団」の本領で、うまくかみ合った結果ですね。

近江の多賀監督はずっと練習していたんでしょうと敬意をあらわしてました。

 

中泉一豊監督はどんな人?

1972年秋田県に生まれました。

金足農の中堅手として90年春の選抜に出場しています。

青山学院大を卒業ののち、秋田商や五城目で監督やコーチを務めました。

2015年母校の監督に就任し、環境土木科の実習助手として測量などを指導

しています。

監督としての初の甲子園、頑張って下さい。

 

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最後に

20日のレジェンド始球式に登場するのは桑田真澄氏です。

桑田氏は2年生エースだった1984年に金足農に3-2で勝利。

因縁めいた巡り合わせですね。