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東京・練馬区の自宅で44歳の長男を包丁で刺した疑いで農林水産省の元事務次官の男が逮捕されました。

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熊沢英一郎さん(44)と父親の熊沢英昭容疑者(76)は口論をしていました。

事の発端は隣接している小学校が運動会を開いており、英一郎さんがやかましいと

文句を言いだしたからです。

通常ならば「そうだね、チョットうるさいね」で済む会話だったでしょうが

父親の熊沢英昭容疑者には、とてつもなく不安に駆られたのではないかと推察

されます。

英一郎さんはいわゆる引きこもりで日常的に父親に暴力をふるっていたからです。

最近クローズアップされている引きこもりによる暴力事件がフッと頭を

よぎったのではないでしょうか?

子供達に暴力をふるったらと危惧し、今回の犯行に到った可能性があります。

「周囲に迷惑をかけてはいけないと思った」と供述していることからも分かります。

「自分の子供を殺めるのにどれだけ苦悩しただろうか」とツイートされてる

方もあるように親として苦渋の決断だったのではないかと思うと胸が痛みます。

熊沢英昭容疑者のプロフィールを調べてみました。

名前  :熊澤英昭(くまざわひであき)

生年月日: 1943年(76歳)

出身  : 岐阜県

出身校  :東京大学法学部卒業

1967年 – 農林省入省

1998年 – 農林水産省農林水産審議官

2001年 – 農林水産省事務次官(農林水産省再編後初の事務次官に就任しています)

2002年 – 農林水産省退官(BSE問題の責任を問われ更迭退官しました)

2004年 – 農協共済総合研究所理事長

2005年 – チェッコ駐箚特命全権大使

2008年 – 農協共済総合研究所理事長

 

素晴らしい経歴の持ち主ですね。

自分の人生が順風満帆であっても長男の事が心配の種だった事は

常に頭にあった事と思われます。

 

彼の人柄を知る人達は穏やかな ひとで、今回の事件を知り一様に

信じられないと語っています。

70歳過ぎの高齢者でありながらオンラインゲーム「ドラクエ10」を

やってみるなど、少しでも息子に歩みよろうと努力がうかがえます。

 

 

長男の英一郎さん(44)はどんな人か調べてみました。

名前:熊澤英一郎(くまざわえいいちろう)
生年月日:1975年3月20日
年齢:44歳
職業:無職

 

オンラインゲームに精通していた英一郎さん。

なにか、それを生かせる事は出来なかったのでしょうか?

アスペルガー症候群で18歳で統合失調症とは可哀そうでしたね。

ツイッターでは父親の自慢を、少し意味合いが違うがしてたとの

情報もあります。

父、母に暴力をふるうのは絶対にあってはなりません。

母親に対してエルガイムMK-Ⅱを壊わされたことが憎しみに
変わったみたいです。

自分の大切なものを壊されれば誰でも怒りますがね。
お母さんはどんなにか恐ろしかったと思います。

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まとめ

家庭内で会話がないのは致命的です。

両親も世間体をはばからず、適切な治療を考えたほうがよかったのではと

悔やまれますね。

まわりの誰にも相談したことはなかったそうです。

例え我が子をどんな理由があろうとも殺める事は許されません。

ネットでは父親を擁護する声が沢山あがって来ています。

また、自宅で発見された複数の刃物は護身用だったと見られています。

如何に追い詰められていたかが分かり悲しい気がします。