漫画『ちびまる子ちゃん』
未収録の「封印回」があることが明かされました。
嗚呼…#ちびまる子ちゃん pic.twitter.com/I4yUBCy72Q
— はなたろう (@hana_taro2014) 2018年9月2日
それは、りぼん」1995年2月号に掲載された第98話「まる子 夢について考える」の巻です。
仮面をかぶった邪教徒たちが洞窟のなかで火を囲み、歌い踊っている。
邪教徒に見つかって逃げ惑うまる子を救ってくれたのが
王子様のような金髪のイケメンだったのです。
仮面を外した邪教徒の正体は、同級生の藤木と永沢君。
そばには小杉が死んでおり、食べ過ぎで小杉は死んだのだと言う。
この時点で、今までにない内容に戸惑いをおぼえます。
言いようのない寒気に襲われました。
何故、このような展開になってしまったのか?
十二単をまとい「平安時代のお姫様」の姿をした野口さんが登場したり
時空を超えてニューヨークのブロードウェイへと行ったり、
想像がつかない支離滅裂なストーリー展開、このサイケな世界は
何かがおかしいと感じたら、まる子は夢を見ていたのでした。
「まる子夢について考える」は将来の夢ではなく、眠った時に見る夢だったのです。
記帳してきました😭#ちびまる子ちゃんランド#エスパルスドリームプラザ pic.twitter.com/lQlAMAZGwC
— michiyo (@michian7) 2018年9月2日
ちびまる子ちゃん封印回が生まれた凄すぎる作家人生!
ちびまる子ちゃん=さくらももこ先生
サザエさん=TOSHIBA提供
笑点=桂歌丸師匠日曜の顔を失っていくのは寂しい、でも番組はずっと続いて欲しい。#ちびまる子ちゃん #さくらももこ #桂歌丸 #サザエさん pic.twitter.com/8ZXbyxit0R
— ラララのチルドレン (@masato_yawa) 2018年9月2日
さくらさん自身による「第98話についてのこと」という説明文によると、
当時のさくらさんは複数の仕事を抱えて多忙を極めていました。
表現がものすごく入り組んだ構成のストーリーにとりかかってしまい、
「ああ、こりゃむずかしいと嘆きながらも、作家として必死に描いたそうです。
出き上がって読み返すともう一度じっくり挑戦し直したいと思う作品になっていたのでありました…》
何が何だかわからない日々だった」といいます。
子育てをしながらの仕事は,筆舌にあらわせない位だったとおもいます。
「またいつかこのテーマでちゃんと完成したものを発表できる時がきたら」と綴っていたのに
いつかがもうないのが残念です。
日本中、老若男女問わず夢中になったちびまる子ちゃん
今後、いつまでも、続いてくれますように。