三宅由佳莉は 海上自衛隊横須賀音楽隊所属のソプラノ歌手で、専業歌手(音楽採用枠)として初めて採用された自衛官です。
三宅由佳莉プロフィール
名前 :三宅由佳莉(みやけ ゆかり)
生年月日:1986年12月14日(33歳)
出身 :岡山県倉敷市
高校 :岡山県立岡山城東高等学校普通科音楽系
大学 : 日大芸術学部音楽学科声楽コース卒
:入学後は空手生活を送っていたそうです。
:大学在学中に全国大会で優勝されています。
2009年:海上自衛隊9月東京音楽隊に配属
平成30年:第55回全自衛隊空手道選手権大会で、2位の栄光を手にしています。
歌だけでなく空手で2位とは、恐れ入りますね。
背が高く動作もキビキビして折り目正しいのは、空手から来ているのかも。
三宅由佳莉さんの凛とした立ち姿と背筋をピント伸ばしたまま深々と
お辞儀する姿はとても美しいです。
音楽隊員も訓練はあるのでしょうか?
他の隊員と同じ訓練を受けます。
敬礼、回れ右といった基本的な所作からランニング、ほふく前進、
銃機器の扱いまであります。
訓練はすごく厳しく衝撃だったそうです。
海上自衛隊の訓練には水泳、カッターボート(短艇)を漕いだりする
訓練も含まれており、その時はすぐに辞めたいと感じたとか。
訓練中に同期生の為に歌を歌った事があり、「自衛隊で歌うって、こういうことなんだ」と
初めて自覚する事ができたそうです。
それからは歌うことに誇りを待つことが出来るようになったと言います。
東日本大震災の際被災地で慰問コンサートを行った時は、心を尽くして歌った
ところ、皆さんが大変喜んでくれて「一生懸命にやる」「心を尽くす」という気持ちが
大切だと気づかされたそうです。
アルバム発売について
●2013年夏アルバム「祈り~未来への歌声」発売しました。
東日本大震災をテーマにした曲で作詞・作曲は東京音楽隊隊長の河邊一彦2等海佐です。
このアルバムが日本レコード大賞企画賞を受賞しました。
日本ゴールドディスク大賞クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤーなどを受賞しています。
●2015年3月4日セカンドアルバム「希望~Songs for Tomorrow」を発表
オリコン週間アルバムランキングのクラシック部門で初登場1位を獲得し
2作連続でクラシック・チャート初登場1位の獲得しました。
歌謡曲や洋楽、映画「アナと雪の女王」の「Let It Go~ありのままで~」と、
さまざまなジャンルの歌が収められています。
吹奏楽団なので、ブラスバンドの音色が引き立つことも、曲選びのポイントとしたとか。
このアルバムで三宅由佳莉は作詞にも挑戦しています。
虹と言えば希望を現す言葉です。希望のテーマの下でこの言葉を選んだようです。
「聞いてくれた方の頑張る力になれば」の願いが込められていて、出来栄えは
満足してるようです。
●2016年3月30日『響け!ブラバン・ヒーローズ』では、アニメソングを歌っています。
三宅由佳莉はジャンルを問わず何でもこなす方なんですね。
この作品は世界の平和を守る正義のヒーローたちの主題歌で
三宅由佳莉(3等海曹・ソプラノ)と川上良司(1等海曹・ヴォーカル)のお二人に
よるものです。
●『シング・ジャパン―心の歌―』
川上良司1等海曹と三宅由佳莉3等海曹の歌がフィーチャーされた内容で
編曲は若手アレンジャー伊藤康英、義野裕明、福島弘和、狭間美帆の各氏
豪華メンバーです。
秋桜(コスモス)をお聴きください。
とても素敵です。
まとめ
専業歌手として初めて採用された自衛官、三宅由佳莉さんについて書きました。
美しい歌声は聞く者に勇気を与えてくれます。
自衛官になって早や11年になろうとしていますね。
海上自衛隊の歌姫で知られ、音楽隊の活動を広める看板的存在となっている
三宅由佳莉さん。
後輩も入って来てるようですし、今後も活躍を願っています。