住民票コードとマイナンバーの違いについて調べてみました。
[quads id=1]
住民票コードとは
市町村は、住民基本台帳法に基づいて、住民一人ひとりを特定して基本4情報
(氏名、住所、住年月日、性別)を把握して住民基本台帳に記録しています。
その住民基本台帳を基礎として、住民基本ネットワークシステム(住基ネット)が
整備されているのです。
住基台帳は国民の存在を証明する最も確実な手段になっていて、
住民票コードは、国民一人ひとりを確実に識別する番号なのです。
コンピュータで無作為に抽出した11桁の数字になっています。
その内10桁は無作為に作成された数字で末尾に1桁は
検査数字(チェツクディジット)で10桁に基づいて計算されています。
住民票コードは住民基本台帳法により、行政事務だけに厳しく制限がなされています。
- 選挙人名簿への登録
- 国民健康保険、介護保険、国民年金などの資格確認
- 児童手当の受給資格確認
- 生活保護及び予防接種
- 学齢簿の作成
住民票コードは、本人確認のための最も確実な手段としての座をマイナンバーに
譲ることになり、住基ネットでの内部番号として秘匿性を強めるとともに
マイナンバーを裏で支える役割を果たしていくことになります。
[quads id=1]
マイナンバーとは
国民一人一人に唯一無二性を持った12桁の個人番号(マイナンバー)です。
11桁の住民票コードを秘密のアルゴリズムを使って変換した12桁の番号を言います。
番号は重複することがなくマイナンバーから住民票コードを推測できないように
なっています。
平成29年11月13日(月曜日)から国や自治体が行政手続に必要な個人情報を
やり取りする情報連携が本格的にスタートしています。
マイナンバーは、法律で定められた目的以外での使用、他人への提供は
禁じられています。
<マイナンバーカードの有効期限>
カードの表面に印字されます。(年 月 日まで有効)
・20歳未満の場合は、発行から5回目の誕生日
・20歳以上の場合は、発行から10回目の誕生日
マイナンバーカードが発行された時点で20歳以上の場合は、発行から10回目の
誕生日までの有効期限となります。
20歳未満の場合は容姿の変動が大きいことから、顔写真を考慮して5回目の
誕生日と有効期間は短めとなっています。
[quads id=1]
まとめ
個人番号カード1枚で身分証明書として利用可能
電子証明書として、各種電子申請でも利用可能
ICチップ搭載で将来いろいろな活用方法が期待されている