東京池袋で車の暴走事故を起こし、母子2人の命を奪い実刑判決確定の飯塚幸三元被告が東京地検に出頭しました。
【池袋暴走事故】飯塚元院長、出頭前に文書を支援者に託すhttps://t.co/pfHCufCQkR
「当時の私には踏み間違いの記憶がなかったため、被害者とそのご親族に心苦しくも無罪を主張させていただいた。提出された証拠及び判決文を読み、暴走は私の勘違いによる過失と理解した」などと謝罪している。
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 12, 2021
やっと自分の非を認めたのですね。
飯塚元被告コメントの全文です
「先日の裁判の判決に従い、東京地方検察庁から呼び出しがあり、本日、収監されることになりました。このたびの刑事裁判では、事故当時の私には踏み間違いの記憶がなかったため、被害者とそのご親族の方々に心苦しくも無罪を主張させていただきましたが、提出された証拠および判決文を読み、暴走は私の勘違いによる過失でブレーキとアクセルを間違えた結果だったのだと理解し、控訴はしないことにいたしました。亡くなられた松永真菜さま・莉子さまのご家族ご親族と、おけがをされた被害者の方々には深くおわび申し上げます。私の過失を反省するため刑に服してまいりたいと思っております。また、この事故で多くの方々にご迷惑をおかけしましたことをおわび致しますNHK NEWS WEB
自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)罪で禁錮5年が確定した
飯塚幸三旧通産省工業技術院元院長(90歳)は
東京地検に出頭した後、東京拘置所に移送されます。
どの刑務所に入るのか選定手続きが行われるそうです。
瑞宝重光章はどうなるか
2015年に瑞宝重光章を受章していたが、勲章を持つ者が、死刑、懲役刑、
3年以上無期の禁錮刑で実刑判決となったとき、勲章を「褫奪」されるそうです。
松永拓也さんの思い
松永真菜さん(当時31歳)と娘の莉子ちゃん(同3歳)を一瞬の内に
失った旦那様の松永拓也さんがツイッターでコメントを出されています。
今回マスコミ向けのコメントでは過失を認めたようですが、「最初からこの言葉があれば」とどうしても思ってしまいます
彼が公に出したコメントのように綺麗な事ばかりではなく、判決後の数週間の方が振り回されました。
ただ、この先真の意味で償える日が来るかどうかは彼次第だと思います。
↓つづく— 池袋暴走事故遺族 松永拓也 (@ma_nariko) October 12, 2021
一方、彼が収監されても、世の中から事故が無くなる訳ではありません。
個人を攻撃し続けるのではなく、無関心でもなく、「どうすればこの様な交通事故が起きないか」を社会の皆様と考えていきたいです。
なぜなら、誰しもが加害者にも被害者にも遺族にもなり得るのが交通事故だからです。
↓つづく— 池袋暴走事故遺族 松永拓也 (@ma_nariko) October 12, 2021
私は真菜と莉子の命を無駄にしたくありません。皆様にも忘れないで欲しいです。
命が戻るわけでもないので気が晴れることなどは今後も無いでしょう。虚しさの方が強いです。
今後この様な事故が起きない事を願い活動は続けていきます。今ある命、未来の命が守られますように。
— 池袋暴走事故遺族 松永拓也 (@ma_nariko) October 12, 2021
松永拓也さんがおっしゃってるように、「最初からこの言葉があればと
どうしても思ってしまいます。」
本当にそうですね。
残念でなりません。
すみませんでした、悪かったと何故もっと早く言えなかったのでしょう。
言葉ひとつで、僅かでも気持ちが救われる場合もあるのにと思います。
奥様の真菜は旦那様や莉子ちゃんをこよなく愛していらっしゃったようです。
莉子ちゃん誕生から1日も欠かさず育児日記を書いてたそうで、なんて
素敵な女性だと感心しました。
なかなか出来ることではありません。
いつも一緒の2人が事故当日、真菜さんは50mも跳ね飛ばされそうです。
莉子ちゃんと離れ離れになった様子の記事に思わずもらい泣きしました。
松永拓也さんには、お二人の分まで幸せになって欲しいです。
きっと、天国から真菜さんと莉子やんが見守ってくれてると思います。
まとめ
「過失を反省するため刑に服してまいりたいと思っております」と