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9月12日名古屋港管理組合職員がコンテナターミナルから離れた道路沿いで発見しました。

 

 

愛知県内でヒアリが発見されたのは、1年7ケ月ぶりとの事です。

ご存知のようにヒアリは非常に強い毒を持っており、その上

攻撃的な性格が特徴と言われています。

刺された場合アナフィラキシーショックで死亡する可能性がある
恐ろしい外来生物なのです。

 

名古屋港管理組合は定期調査をしていて発見しました。

 

港湾道路沿いで300匹以上、近くの物流会社敷地ないで400匹以上見つかり

地中に巣をつくっている可能性があるというのですから、とても怖いですね。

女王アリは現在のところ確認されていませんが、1日1000個以上もの卵を

産むそうで脅威ですね。

寿命はと言えば女王アリは数年に対し、働きアリは数か月と格段の差があります。

 

巣は複数の女王アリからなる巣と、単独女王アリの巣と二種類があり

複数の方は強敵に感じますね。

 

 

確認地点周辺にはベイト剤(殺虫餌)及びトラップを設置しています。

今回、名古屋港ふ頭で見つかったヒアリは土の中で生きてるヒアリで

県内では初めてとの事です。

周辺は大丈夫でしょうか?

心配ですね。

 

ヒアリの駆除には莫大な費用がかかります。ヒアリが定着した国々で
ニュージーランドだけが根絶に成功しています。
その後も侵入定着しないよう警戒してるそうです。

 

日本でも国が関係機関と連携して定期的に侵入状況を調査をしており
緊急駆除と継続的な監視調査を行っています。

 

猛毒ヒアリの弱点とは何でしょうか

それは、ズバリわさびです。

ワサビの辛み成分「アリルイソチオシアネート」(AITC)を入れたカプセルを
練り込んだ「ワサビシート」を使って防虫効果を検証した。

★ワサビシートとえさを入れたわな
★カプセルの入っていない「ワサビ抜きシート」とえさを入れたわな

2種類のわなを10個ずつ、巣の近くに40分間しかけました。

☆結果、ワサビシートのわなにかかったアリはゼロでした。

☆ワサビ抜きの方は、1つのわなに平均して157匹のアリがえさに群がってた
そうです。

ワサビシートで積み荷などを覆うことでヒアリの紛れ込みを防ぎ
他国に拡散させるリスクを下げる可能性がある。

 

「世界中でヒアリの拡大防止に役立ててもらえるよう、技術開発を

急ぎたい」と橋本佳明准教授(アリ学)らは話しています。

朝日新聞

 

 

 

 

 

ヒアリに刺された場合の症状

★軽度:刺された瞬間、熱いと感じ激しい痛みを感じ
刺された痕がかゆくなりその後、膿がでてきます。

 

★中度:刺された箇所が腫れあがり、部分的、全身にかゆみを生じ
じんましんが現れることがあります。

 

★重度:声がかれます。激しい動悸やめまいを起こすこともあります。
意識を失うこともあり

 

★容体が急変した時は救急車を要請し医療機関を受診する事が必要です。

 

 

 

 

まとめ

怖いヒアリが見つかり心配な状況になりました。

ヒアリを見つけたら絶対に触ったり、足で踏みつけたりしてはダメです。

近づく動物を集団で襲う攻撃性を持っているので、非常に危険な行為になります。

環境省ヒアリ相談ダイヤルか都道府県の環境部局に通報して下さい。