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尾畠春夫さんが大分県別府市で土のう作りの指導を行いました。

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5月19日地域住民およそ70人の人々が尾畠さんの元にに集まりました。

別府市の自治会が防災について意識を持ってもらおうと企画し今回、

尾畠さんに指導をお願いしたものです。

「スーパーボランティア尾畠春夫さんとよい子の土のう作り教室」

とても素敵な企画ですね。

尾畠さんの願いとは

自分の命は自分で守る。

他人を守ることもあるから

伝授した理由だそうです。

何よりも命が一番とつね日頃おっしゃてる尾畠さんです。

オレンジ色のシャツにハチマキ姿で現れた尾畠さんは相変わらず

元気いっぱいの声とニコニコの顔を見せてくれてました。

別府市自治会からの要請に応じたのは

「耳から聞いたり目で見たものはいつか忘れるが体験したことは忘れない。」

これは尾畠さんも信条から来てる言葉だと思いました。

 

指導方法も尾畠流では、まず褒める&拍手で子どもの心をつかむ事だそうです。

確かに動画を見てみると尾畠さんに手を取ってもらい袋に

上手に土を入れることが出来ると子供は

はにかみながらもとても嬉しそう顔を見せていましたね。

土のう作りをした中学生は「災害の時には今日学んだことを生かしたい」と

感想を述べていました。

このコメントひとつ聞いても今回の教室の目的が達せられたと思いました。

母親達も勉強できたと喜んでましたね。

 

土のうの作り方など何も知らない人が現地に来ても災害にあった方は

うれしい顔をしないそうです。

今まで多くの災害地でボランティア活動をして来たからこその尾畠さんの言葉ですね。

最初にスコップの種類や土のうの役割の説明から入ります。

スコップの根元を持つと力がいらないですよ。

土を入れる割合は7割位が理想との事。

何も分からない者からすれば目いっぱい入れた方が良いのではないか?

と思いがちですが、そうではないのですね。

 

袋の中に土を入れていき、最後にひもで縛り土のうを完成します。

袋の中に土を少なめに入れる理由は土のうを積み重ねた時に隙間ができにくい。

なるほどと納得しました。

災害時には自分の身は自分で守るのが一番!

この作り方を覚えた人は他の人にも教えてほしい!

 

地域全体で災害への備えについて考え防災意識を高めたいと話しています。

 

下記の画像は 2018年12月10日に川崎小学校で尾畠春夫さんの特別授業を

した時のものです。

尾畠さんはにこにこしながら見守ってる姿が素敵で、子供たちの

一生懸命さも伝わってきますね。

 

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スーパーボランティア尾畠春夫さんとはどのような方なのでしょうか?

尾畠春夫さんが全国的に有名になったのは


発見した当時、山口県警が子供を引き渡すように要請されたのですが

私が抱きしめて直にお渡しします」と約束していた尾畠春夫さんは、

頑なにそれを拒みました。

そして子供の親や家族に約束を果たしたのです。

これ以来、全国の人々の注目を集めました。

 

でも、いろいろ調べてみると尾畠さんが歩んで来られた道のりが

常識では理解できない程すばらしいものなのです。

 

尾畠春夫さんのプロフィール

名前:尾畠春夫 (おはたはるお)

生年月日:1939年

年齢:79歳

出身地:大分県国東市

身長:161cm

職業:ボランティア活動家

家族:妻・息子・娘・孫5人

奥さんは5年前に用事に出かけたきり戻って来てないそうですし

息子さんや娘さん家族とは同居しておらず1人暮らしのようです。

 

ボランティア活動は

2004年の「新潟県中越地震」に本格的び参加しています。

2011年3月「東日本大震災」

2016年「熊本地震」

2018年7月「西日本豪雨」

ここで紹介した他にまだまだボランティアに参加されています。

 

2016年12月大分県佐伯市で行方不明当時2歳の女の子の捜索に参加しています。
この時の教訓が山口県の行方不明男児の捜索に役立ったそうです。

 

まとめ

本当に尾畠さんのような方は今後、現れる事はないように思います。

これだけ人の心を惹きつける人間は神様のような存在です。

 

母親に抱きしめてもらいたいと話されてますが、人間いくつになっても

母は母、会いたいものなのですね。

これからはお体に気よ付けて下さるように願っています。